村田椎茸本舗サブ看板

ヒラタケってこんなきのこ

ヒラタケヒラタケ(別称シメジ)には、きのこ類の平均値をはるかに上回ったビタミンB1・ナイアシンを含み、ビタミンB1は、デンプンや砂糖など糖質をエネルギーに変える「代謝作用」を助ける事から、穀類を主食とする日本人には大切な栄養素です。
また、ナイアシンは口内炎・胃腸の病気・皮膚炎を防ぐもので、野菜の約15倍含まれています。
その他、ミネラルによる貧血予防、抗しゅよう活性を持つグルカンも含まれる事から、ガン予防にも期待が寄せられています。

源兵衛翁について

源兵衛翁は、豊後の国佐伯藩千怒の浦(現在の大分県津久見市大字千怒)の生まれで今からおおよそ四百年の昔、炭焼業を営んでいましたが、ある時自分の切り捨ててあった炭木の切れ端に沢山の椎茸が出ているのを発見しました。
そして、その木が椎・樫ではなく楢の木であったことに大変驚くと同時に深く興味を持ち、これを自分の手で作ってみたいという好奇心が涌きあがり楢の木の伐採時期を研究し、遂に秋の土用の時期が最適であることを知り、この時期に伐採した原木を玉切りして、これに鉈目を入れ、空中を飛んでくる椎茸の胞子を付着させ、その榾木から椎茸を発生させるという鉈目式栽培技術を確立しました。
(小野村雄著「山の光」より)
まさに、源兵衛翁は我が国、椎茸産業の開祖であります。
写真は「源兵衛翁の銅像」