舞茸(マイタケ)ってこんなきのこ
マイタケは、多孔菌科のきのこサルノコシカケの仲間で、古くからガンにきくと研究がされており、成人病やエイズへの効果 も報告されています。
マイタケに含まれる多糖体(グルカン)は、食べる事でも体の免疫力を高める効力を発揮します。
特に、注目されているのがダイエット効果で、マイタケはタンパク質が少なく、低カロリーで食物繊維が豊富な事から腸の働きを整え、宿便を排出させるなど、便通 や利尿作用の効果で痩せる事ができ、
さらに、中性脂肪やコレステロールを減少し、成人病の改善や予防にも効果 を発揮し、マイタケを週に2回、30g(乾燥ものなら3g)ずつを食べるだけで効果 が現れると言われています。
源兵衛翁について
源兵衛翁は、豊後の国佐伯藩千怒の浦(現在の大分県津久見市大字千怒)の生まれで今からおおよそ四百年の昔、炭焼業を営んでいましたが、ある時自分の切り捨ててあった炭木の切れ端に沢山の椎茸が出ているのを発見しました。
そして、その木が椎・樫ではなく楢の木であったことに大変驚くと同時に深く興味を持ち、これを自分の手で作ってみたいという好奇心が涌きあがり楢の木の伐採時期を研究し、遂に秋の土用の時期が最適であることを知り、この時期に伐採した原木を玉切りして、これに鉈目を入れ、空中を飛んでくる椎茸の胞子を付着させ、その榾木から椎茸を発生させるという鉈目式栽培技術を確立しました。
(小野村雄著「山の光」より)
まさに、源兵衛翁は我が国、椎茸産業の開祖であります。
写真は「源兵衛翁の銅像」